インディバ

インディバ(INDIBA)とは、スペインで開発された電磁波エネルギーによる「高周波温熱機器」の総称です。電磁波エネルギーを利用することで、人体の各組織にジュール熱を発生させます。インディバの特長は、身体の深部まで容量の多いエネルギーを透過し、各組織に安全レベルのジュール熱を容易に発生させることができる点です。
使用している周波数は0,44MHzで、これは手術などで体内に金属プレートや異物があっても熱を生じない安全なもので、皮表でのホットスポットも抑制します。身体には安全な電磁波で、生きた細胞にしか発生しない特性を持ちます。
体の芯から温める効果があり冷えの気になる女性の方に喜ばれます。

電子温灸器

遠赤外線の熱で、お灸と同じ効果を与えることが可能です。
刺激の強さがマイルドなので皮膚が敏感なおなかへの刺激に最適です。
アレルギーがありもぐさが使えない患者さんでも安心して治療がうけられます。効果が長時間持続し、冷え症の改善にも有効です。
もちろんお灸の跡は残りません。
吸玉療法

ガラス製のカップを真空にして皮膚に吸着し、刺激を与えることで停滞している血液循環を改善します。血行がよくなるので体内に滞っていたお(やまいだれに於)血の解消に役立ちます。
またつぼを刺激するため内臓の機能も高まり新陳代謝も活発になります。
お血吸圧療法

血液の滞りが強い患者さんに用います。
吸玉療法と同じく皮膚に吸着させて行う治療法です。
用いる道具はガラス製のカップではなく、お猪口大の陶器です。
お血吸圧療法(以下、吸圧療法)は小山内良夫氏の創設した治療法です。
以前、北は樺太から南は沖縄に至るまで全国に50万人ほど、この治療法に従事していた人がいたそうです。
現在、吸圧療法を実施している治療院は日本全国に数十件しかありません。
この治療法は患者さんの症状にあわせて行うもので、全部で50種類の吸着方法があります。
戦後間もなく広がった治療法なので、当時抗生物質が十分ではなかったため色々な病気に用いられました。
(肺結核、肋膜炎、腹膜炎、脚気、急性肺炎など)
その他にもいろいろな体調不良に対応して方法があり、当院では鍼灸治療に併用し治療効果をあげています。
(胃腸病、動脈硬化症、神経痛、便秘・下痢、感冒、感冒予防、痔、小児夜尿症、子宮発育不全、不妊症、胃痙攣、喘息、しもやけなど)